« 03 クロレラたっぷり | トップページ | 05 なんちゃって原発 »

04 天津の街並みと中国の哀しみ

天津は泥埃の街。黄河が運んだ細かな泥が堆積して形成された広大な平野に建つ街。
繁華街の道路、郊外の道路、どこでも細かな乾燥泥がたまる。
たまに雨が降ると洗い流されるが、スグに埃っぽくなる。

例外もある。

天津は100年ほど昔諸外国にすき放題されていた。日本を始めドイツ、フランスなどが勝手に土地を取り上げ治外法権地区を作っていた。その地域を租界 International settlement と呼ぶ。古い洋館がこぎれいに並ぶ。
旧租界

中国の民はその建物を引き継ぎ、街並みを清掃して美しく保っている。緑も多く別の街に来たように思う。
なんと寛容なことか、またはうまく利用していることか。中国人はたくましい。

中国の新聞を読むと、上海などでも旧日本軍が軍の慰安所として利用していた建物を残す残さないで議論されている。
歴史的教訓として保存すべきという意見と、市場経済に乗るための再開発優先という意見がある。
後者を述べる人は前に書いた「ワレ先に」の考えで拝金と言われようがどんどん進もうとする人々。前者の意見を述べる人々は旧来の精神構造を持つこころ優しい人々、のように思う。
中国は多様だ。

|

« 03 クロレラたっぷり | トップページ | 05 なんちゃって原発 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50154/1286612

この記事へのトラックバック一覧です: 04 天津の街並みと中国の哀しみ:

« 03 クロレラたっぷり | トップページ | 05 なんちゃって原発 »