13 中国人の経済状況
天津とか北京といった沿海部の都会に住む人々と、内陸の農村地帯の人々との間には、とんでもない経済格差があってさらに拡大中である。
いろんな人に聞いた都市部の経済について列挙する。
( 1元 = 13.5円で計算)
【収入】月収の典型
工場労働者新人 800 元 ( 10,800 円)
事務職大卒新人 2,000 元 ( 27,000 円)
事務職大卒10年目 4,000 元 ( 54,000 円)
上記は天津での値。
北京では、上記の1.5倍、
逆に近隣の小都市では上記の 2/3程度。
農村は...不明。
【消費】
車・HONDA FIT 10 万元 (135 万円)
車・TOYOTA VIOS 15 万元 (200 万円)カローラクラス
車・TOYOTA ランクル 70 万元 (950 万円)シグナス
ガソリン 1 litter 3~4 元 (40 円程度)オクタン価別で 4種類ほどある。
タクシー 初乗り 5 元 (70 円) 天津での一般的シャレードの場合)
あまりたくさんのデータを集めたわけではないが、今の日本と比較して
車以外はおおむね 1/3から 1/5程度の安さであるようだ。
( 食費は前々回の「11 食の違い」を参照ください。)
つまり車は高い。収入から考えると、日本人が日本で購入する場合の10倍以上の感覚である。基本線として年収 2年分で買える車がターゲットになるらしい。つまり、年収 5万元の人は10万元の FITが購入可能範囲に入ってくる。年収 5万元は、月収 7000元程度か?上記でいうと、大卒10年目の夫婦共働きで購入できるという感覚。
日本では年収の 2倍の買い物といえば車より住宅購入がターゲットに入って来るが、共産主義の中国では土地は国有。人民は数十年単位の利用権を買う。上ものも人民政府が都市開発、道路整備などを決めれば無条件に壊されるのであまりお金をかけてもしょうがない。(もっともコネ社会の中国で政府にコネがある、またはお金が十分ある人は安泰)そんなわけで一般人民は住宅よりも自分のものになる車にお金をかけることになる。
| 固定リンク


コメント